2008年11月08日
トヨタ アリスト
ローダウンしてからタイヤが片減りしてしまうということでお越しのお車です。
車はトヨタアリストJZS160、タイヤは235/35R19です。
4輪とも狂っています、特にフロントのトーはサイドスリップでの調整の弊害が出ています。
わかりやすくする為に、トーとサイドスリップとキャンバーの基準を0として考えてみます。
トーとサイドスリップとキャンバーが0のときにキャンバーがネガティブ(ハの字)に変わると、サイドスリップはインになります、それを0に調整するとトーをアウトに調整しなければいけません。
キャンバーがネガティブでトーがアウトだと、タイヤの内側にすごく負担がかかって片減りします。
さてアリストですが、フロントのキャンバーは最大に調整しても基準値からネガティブにすこし外れてしまいましたのでトーを基準より1分インに調整しています。調整後、左のキャスターが基準値から外れましたがトーのアジャスターを緩めた時の影響だと思います、少し走行すれば戻ると思います。
リヤは左右の数値が1番近くなるところで調整しています、アリストのようにトーとキャンバー両方に調整機能がついている車は両方とも緩めた状態で、トーとキャンバーと左右のバランスをとりながら調整します、トーを調整するとキャンバーが変わりキャンバーを調整するとトーが変わります、たまに片方だけ緩めて調整した車が入ってきますが調整していないほうを緩めるとものすごい音がして動きます(怖いくらいの音です)、片方だけで調整するともう片方はものすごくこねた状態になっているようです。

表をクリックしてくださいね。
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